○ 正解!
CATEGORY: 左官材
正解は2(ドロマイトプラスター)です。
各設問の説明は以下の通りです。
- ドロマイトプラスターとは、粘性がある左官材で、それ自体に接着力があるためのりを使用する必要がない。吸水性が高く気硬性のため耐水性は低い。またモルタルと比較して硬化時間は長い。
- しっくいとは、消石灰・ふのり・粘土を水で練った壁材で、吸湿性が高く打耐水性は低い。乾燥収縮により亀裂が発生する場合がある。しっくいは室内の乾燥や湿気をやわらげる働きがあり、「呼吸する壁」と言われることもある。
- せっこうプラスターとは、水硬性の左官材で短時間で硬化する塗り壁材料である。乾燥収縮が少なく、ひび割れが発生しにくい長所があるが、浴室など乾燥しにくい場所・乾湿の繰り返しを受ける部位で施工すると硬化不良を起こしやすいため注意が必要。
- パーライトモルタルとは、モルタルにパーライト(鉱物を高温で発砲させた人工物)を配合させた左官材で、断熱性能や吸音性能が高い特徴がある。吸水性が高いため内装材として使用されている。