セメントモルタル塗り作業の工程

セメントモルタル塗り作業の工程は以下の通りです。

  1. 下地調整(養生期間は2週間とする)
    →モルタル塗布前に清掃を十分行う。
    →施工当日又は前日に吸水調整剤を均一に塗布する。 (吸水調整剤の塗布は最大2回までとする)
    →吸水調整剤塗布後の下地塗までの間隔時間は1時間以上、3日以内とする。
  2. 下塗り
    →塗布後は金ぐしで櫛目を入れる。
  3. むら直し
    →むら直しを実施する場合、下塗り完了後1日以上経過してから実施する。
    →養生期間は2週間以上とする。
  4. 中塗り
    →中塗り実施前に十分水示しを行う。
    →中塗り前に、隅・角・ちりの部位は定木塗りを行う。
    →施工前に水湿しを行う。
    →中塗りは平らに塗り付け、定木張りにならい、定木ずりを行い平たんに仕上げる。
    →養生期間は硬化するまでとする。
  5. 上塗り(養生期間は2週間)
    →上塗りは、中塗りが十分硬化していることを確認してから1~2日後に実施する場合と7~10日経過後に実施する場合がある。
    →養生期間は2週間とする。

セメントモルトモルタル塗り作業の留意事項

セルフレベリング塗り作業留意事項

セルフレベリング塗り作業には、石こう系とセメント系があり、セメント系の方が耐久性・耐水性が共に優れている。

施工のポイント

解説動画